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昔に加入した「がん保険」そのままで大丈夫?がん保険の見直しポイントとは?

2022.02.05 最終更新日:2023.03.30 保険情報

突然ですが『がん』と聞いてみなさんどのようなイメージがありますか?

怖い。治らない。不安・・・こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。それは今や昔の話で、がんはしっかりと備えておけば怖い病気ではない時代になりました。

がんに備えるポイントは「早期発見」「知識向上と正確な情報」「経済的な備え」です。

経済的な備えの1つががん保険です。このがん保険ですが「むかし加入してそのまま」と言うお客様がいたら注意が必要です。

今回はそんながん保険の見直しポイントについてお伝えします!

 

がんの「最新治療」を知って保険を見直す

昔と今では医療体制やがんの治療方法が変わっています。ご自身が万が一がんに罹患した際に、どの様な治療を選択するのか?それもがん保険を選択する際に必要な情報です。

例えば最近では、2023年3月24日に神戸新聞から「iPS細胞からがん攻撃細胞を作製することに成功した」との記事が掲載されました。

この様に、医療技術の発展は日進月歩ですが、中でもがんの治療方法は新しいものがたくさん出ているので、一部をご紹介します。

 

免疫療法

免疫療法とは自分の免疫細胞で治療を行う方法です。

免疫療法自体は以前からありましたが、免疫チェックポイント阻害剤という薬剤が出るまでは明確な有効性は示されませんでした。

免疫チェックポイント阻害剤は、がん細胞が持つ免疫からの攻撃をブロックする機能を弱める薬剤です。免疫療法の治療方法では初めて厚生労働省からの認可を受けたものです。

 

光免疫療法

「がん細胞にくっつく抗体」と「光に反応する化学物質」を投与して、がんと抗体が結び付いたところに光(近赤外線)を当てると、化学物質が反応してがん細胞を破壊する治療方法です。

光免疫療法については以前ブログで紹介しました。詳しくはこちらもご参照ください。

 

がん遺伝子パネル検査

がん遺伝子パネル検査は治療方法とは少し異なりますが、がん組織の多数の遺伝子を同時に調べることで遺伝子変異を明らかにして、体質や病状に合わせて治療を行う方法です。

2019年6月に保険適用の認可を受けていますが、保険適用となる患者は限られているため、それ以外の方では自由診療での治療となります。

 

 

がんの「治療方法」の変化と合わせて保険を見直す

上述したとおり昔と今とではがん治療の選択肢は増えてきております。それに伴い、がんの治療方法も進化をしております。

これまでは長期間入院するのが一般的でしたが、近年は入院期間が短縮しており、通院での治療がメインになっています

平均入院日数のデータを20年前と比べてみると、平均35日から平均17日と半分にまでなっています。

こうした背景もあり、昔のがん保険の多くが最近の医療事情に適していない内容になっています

ただ従来のがん保険がまったく使い物にならないのではなく、がんに罹患してしまった場合、必要な保障を受けられない可能性が高いということです。

今の医療事情に適したがん保険のポイントをご紹介します。

  

通院の治療もしっかりカバー出来ているか?

最近のがん治療のメインは入院よりも通院です。通院治療でも保障される内容がおすすめです。

以前は入院保障が主になっているがん保険が主流でしたが、最近では月ごとに治療したら保障を受けられるがん保険が出てきました。

 

上皮内がんが満額保障されるか

上皮内がんとは、癌になる一歩手前の状態です。上皮内がんは保険会社によって保障の扱いが異なります。

最近は医療技術が発達して上皮内がんの発見率も上がっています。上皮内がんの保障もしっかりある内容がおすすめです。

 

診断給付金は複数回受け取れるか

がん診断給付金ですが、保険会社によって受け取れる頻度や回数が異なります。

例えば受取りが一回だけのタイプもあれば、2年に1回や、1年に1回のタイプもあります。がんの生存率は向上していますので、その分治療も長期化する傾向があります。

複数回受け取れる内容のほうがおすすめです。

 

最新治療の保障があるか

まず先進医療の保障があるかどうかが重要です。

先進医療の制度は2006年に出来たものなので、それ以前だと保障がない可能性が高いです。また、冒頭にご案内したような最新治療について、一部の自由診療を保障するがん保険も出てきました。

先進医療については以前ブログでご説明しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。

※最新治療の注意点※
なお、冒頭ご紹介した免疫療法や光免疫療法などの治療方法についてですが、注意点があります。

これらの最新治療はまだまだ発展途上のため、内容も玉石混交です。中には効果の薄い治療を提供する医療機関もあるようです。

そのため、がん保険で対象になる自由診療は、がん診療病院などの信頼できる医療機関で行う物に限られています。

  

 

がんの「治療費(その他費用)」を知って保険を見直す

がんに罹患した場合、どのくらいの費用がかかるのか?を把握するのも重要です。その費用を保険金でどの程度賄えれば良いのか?それによって保障内容が変わってきます。

また、注意する点としてがんを治療する際にかかる費用は治療費だけではありません。それらも踏まえて全体的な費用を把握しましょう。

 

治療費

がん治療には大きく3つの治療方法があります。

1.健康保険が適用になる治療(標準治療)
三大療法とも言われる手術・化学療法・放射線治療

2.健康保険が適用にならない治療(自由診療)
温熟療法、免疫療法、漢方、ビタミンC療法など

3.先進医療
重粒子線治療や陽子線治療など

健康保険には高額療養費制度があるので、1ヶ月でかかる費用は一定金額以上にはなりません。(上限額は世帯所得によって変わってきます。)

がん治療では抗がん剤による治療が行われますが、短くても数ヶ月、おおよそ1年ほど行われます。抗がん剤は薬価が高いものも多く、治療が長期間になると相当な費用になります。

 

雑費

忘れがちなのは治療時に掛かる雑費です。たとえば以下の様な雑費があります。

  • 入院中の差額ベッド代
  • 病院の食事代
  • 通院時の交通費
  • 治療中の日用品
  • お見舞いのお返し
  • 診断書などの文書料
  • その他ケア用品

 

収入減

出費だけではなく収入が減る事も考慮する必要があります。がんに罹患した方の多くは収入が減ります。

がん治療の傍ら仕事を継続する方も増えましたが、フルタイムで働くのは様々な面で難しいのが現状です。

 

 

利用できる保険会社の付帯サービスを知って保険会社を決める

保険に加入すると「健康や暮らしに関する相談受付」や「セカンドオピニオンサービス」等のサービスが付帯されているケースがあります。

基本無料で利用することが出来るのでがん保険の商品を選ぶ際に付帯サービスを確認する事も大切です。

例えば、先進医療を希望する場合、患者から先生に伝える必要がありますが、自分ではどの治療が適切かの判断は困難です。

特に先進医療の代表格である陽子線治療や重粒子線治療は、放射線治療を受けていないことが条件になっています。

ですので、最初から治療方法を決めておく必要があります。その際にすぐに相談できる先として、がん保険に付帯されているセカンドオピニオンサービスが役に立ちます。

既に生命保険に加入されている方は、ご自身の加入中の生命保険にどのようなサービスが付帯されているのかも確認しましょう。 

SOMPOひまわり生命
SOMPO 健康・生活サポートサービス | SOMPOひまわり生命 (himawari-life.co.jp)

三井住友海上あいおい生命
満点生活応援団 | 三井住友海上あいおい生命保険 (msa-life.co.jp)

東京海上日動あんしん生命
サービス | 東京海上日動あんしん生命保険 (tmn-anshin.co.jp)

日本生命
日本生命のサービス | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)

第一生命
ご契約者 健康・医療・育児・介護サービス メディカルサポートサービス サービス一覧|ご契約者さま|第一生命保険株式会社 (dai-ichi-life.co.jp)

アフラック
電話相談サービス|保険・生命保険はアフラック (aflac.co.jp)

メットライフ生命
商品付帯サービス|メットライフ生命 (metlife.co.jp)

 

 

がん保険の見直しはセフティーにお任せください

がん保険は治療の技術革新、治療方法の変化、そして何よりご自身のライフステージによって必要な保障は変わってきます。

保障を見直す事で保険料が高くなる事もありますが、保険料が安くても必要な保障が受けられないのであれば意味がありません

今ある保険を有効活用しながら、必要な保障を確認するためにも保険の見直しをオススメします。

私達、保険のプロ集団がお客様に寄り添い、サポート出来ればと思っております。最後までお読みいただきありがとうございました。

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