多様化するリスク、中小企業も標的に!実際の事故事例
デジタル化の進展に伴い、企業を取り巻く環境が大きく変わっています。いまやサイバー攻撃のリスクは大企業の話ではなく、中小企業にも広がっています。
サイバー事故は「外部からの悪意ある攻撃」だけでしょうか?事業活動の中で生じるサイバーリスクは他にもあります。
サイバー保険は事業活動で生じた様々なサイバー事故の損害を包括的に補償する保険です。 昨今ではセキュリティ対策の一環としてサイバー保険をご検討される企業様も増えています。 また、経済産業省もサイバーセキュリティの「リスク移転策」として、サイバー保険を推奨しております。
経済産業省(PDF)デジタル化の進展に伴い、企業を取り巻く環境が大きく変わっています。いまやサイバー攻撃のリスクは大企業の話ではなく、中小企業にも広がっています。
取引先から不審なメールが送られて来たと連絡があり、調査した結果エモテットに感染していた。このメールで取引先も感染してしまい契約打ち切りと損害賠償を請求された。
在宅勤務の環境を整備するためにVPNを導入。数年後に外部から侵入されてランサムウェアに感染した。VPN機器のファームウェアが更新されておらず脆弱性を突かれてしまった。
PCやお客様情報(紙)が入ったカバンを電車で置き忘れて紛失。その後お客様から「不審な電話やメールが来た」と連絡があり、対象となるお客様に見舞金をお支払いした。
過去3年で10社に1社は以下の様なサイバー事故などを経験。またトラブルの半数程度は会社に未報告である事が判明【出典PDF】
サイバー事故は発生すると中小企業は様々な不利益を被ります。
情報漏洩等により顧客や取引先から請求を受けた損害賠償金や、争訟に掛かった費用など
サイバー事故の各種対応コスト(原因調査・情報漏えい対応費用、再発防止実施費用など)
システムやIT機器停止に伴う利益損害(喪失利益・収益減少防止費用)や営業継続費用など
顧客との取引停止や顧客の喪失。自社ブランドや信頼の失墜。それに伴い従業員の離職など
セキュリティ対策の予算や人材が豊富で厳重な防御をしている大企業より、比較的に対策が甘い中小企業を狙い、 そこから大企業や取引先のシステムへ侵入する『踏み台攻撃』も増えてます。いまや中小企業もサイバーリスクの 脅威にさらされています!(動画サイトでは企業を取り巻く様々なサイバーリスクの脅威と被害について、動画を通じてわかりやすく紹介しています)
サイバー保険の補償やメリットなどをセミナー内で利用しているスライドにてご説明します。サイバー保険は金銭的な面の補償だけではなく、事前・事後(平時・有事)に利用が出来る様々なサービスもあります。
弊社では中小の企業や医療機関向けに「基礎から学べるサイバー対策セミナー」を定期的に無料で開催しております。サイバーリスクの啓蒙活動を中心としており保険の勧誘なども無いのでご安心ください。
サイバー保険やセキュリティについて実際にあったお問い合わせをご紹介させて頂きます。
違います。サイバー対策で最初に検討すべきことは基本的なセキュリティ対策です。その上で、自社の状況やリスクに照らし合わせて 更に費用を掛けてサイバー対策をするのか?または、サイバー保険でカバーするのか?を検討します。
あります。自社のセキュリティレベルが高いとリスクが軽減出来るため、サイバー保険も割引となります。 よって、最初にすべきはサイバーセキュリティ対策です。
自社の状況によって異なります。まずは自社が契約しているITベンダーに相談しましょう。但しベンダーの言いなりになるとコストが高くなります。 サイバーの世界は日進月歩です。現時点で最新のセキュリティ機器やサービスを導入しても数年後には新たなサイバー攻撃や事故が発生する可能性があります。 身の丈にあったセキュリティ対策とサイバー保険をセットにする事をオススメします。
個人情報保護法だけではなく経営者に問われる法的責任は多岐に渡ります。平成29年5月の改正で小規模取扱事業者も対象となり、今や個人顧客と繋がりがある事業者は個人情報保護法の対象です。 2022年4月改正では「漏洩時の報告義務」や「罰金刑」が非常に厳しくなりました。この点は弊社が定期的に開催しているセミナーでも説明しているので是非一度ご参加下さい。
あります。保険と聞くと「事故発生後」の補償のみ注目されますが、様々は付帯サービスがあります。サイバー保険ではセキュリティ診断サービスや標的型メール訓練サービス等があります。 付帯サービスは保険会社によって異なりますので、詳細は弊社までお問い合わせ下さい。
情報処理推進機構(IPA)が2023年1月20日に情報セキュリティ関連費用の可視化をサポートするお助けツール「NANBOK」を公開しました。
本ツールを利用すればサイバー攻撃の想定被害額が算出可能です。
詳細は▼こちら▼ サイバー攻撃の想定損害費用とは?不利益を理解してリスクマネージメントを!【サイバー保険検討のポイント】