健康や身体に関する個人情報は最もセンシィティブで、最上級の取扱いが必要で有り、医師・医療・事務の全関係者が参加するセミナーを開催。
病院内は個人情報で溢れており、如何に法律を遵守しながら運用していくか?の大切さを学習する。受付対応、掲示の在り方、口答対応、巡回対応、クレーム対応など、実例を含めた研修で大変分かりやすいと好評を得る。休日に奥様と外出中、信号で停止した際に後ろからきた車両に追突される。相手車両は車検が切れていて自賠責も任意保険もない状態。
当方の車両修理費53万円を相手に請求するも、支払ってもらえず。車両無過失事故の特則を使用し、全額保険で対応。当方に過失がないので、保険を使用しても翌年度等級が下がらず(保険料が上がらない)解決。患者(68歳)が診療所に入る際、自動ドアに挟まれて転倒し、尾てい骨を骨折した事故。事故発生後すぐに自動ドアを手動に切り替えた。
原因を調べたところ、自動ドアのセンサー不良で反応せず、ドアが閉まってしまったことが判明。治療費、慰謝料等を医師賠償責任保険(施設賠償)にてお支払いしたもの。駅構内の段差で躓いて転倒、右ひじを複雑骨折する。
入院手術一ヶ月、通院治療と経過観察六ヶ月で実質 七ヶ月就業不能になる。 幸い永年、都歯団体の所得補償保険に加入しており、月額200万円(1,400万支払)と代診費用実額の支払が出来たので歯科衛生士や助手の給与やリース代の支払いに支障を来すことなく現役診療に復帰することが出来た。診療所待合室の大声、診療入口のいやがらせなどを繰り返す者に対し、警察が注意するも効果無く、弊社顧問弁護士に相談して、威力業務妨害として告訴する。
相手は診療所の接客不満が有ったらしいが、医師賠償保険は対応外にて、刑事事件として弁護士支援を受け解決する。弁護士が念書を執ったので、その後のトラブルはなかった。駅前で駐輪場を借りて病院まで自転車通勤していたⒶが高齢者に接触し、重症を追わせたが、個人の自転車保険が備く、被害者側が弁護士委任して来た。
病院から相談を受け、相手弁護士と協議した結果、都条例で病院責任を訴えて来る。当方は病院の監督の責任を認めて、医師賠償責任保険を適用した。 幸いに相手弁護士と保険会社の理解を得る事が出来て穏便に解決に導くことが出来た。健康や身体に関する個人情報は最もセンシィティブで、最上級の取扱いが必要で有り、医師・医療・事務の全関係者が参加するセミナーを開催。
病院内は個人情報で溢れており、如何に法律を遵守しながら運用していくか?の大切さを学習する。受付対応、掲示の在り方、口答対応、巡回対応、クレーム対応など、実例を含めた研修で大変分かりやすいと好評を得る。休日に奥様と外出中、信号で停止した際に後ろからきた車両に追突される。相手車両は車検が切れていて自賠責も任意保険もない状態。
当方の車両修理費53万円を相手に請求するも、支払ってもらえず。車両無過失事故の特則を使用し、全額保険で対応。当方に過失がないので、保険を使用しても翌年度等級が下がらず(保険料が上がらない)解決。患者(68歳)が診療所に入る際、自動ドアに挟まれて転倒し、尾てい骨を骨折した事故。事故発生後すぐに自動ドアを手動に切り替えた。
原因を調べたところ、自動ドアのセンサー不良で反応せず、ドアが閉まってしまったことが判明。治療費、慰謝料等を医師賠償責任保険(施設賠償)にてお支払いしたもの。駅構内の段差で躓いて転倒、右ひじを複雑骨折する。
入院手術一ヶ月、通院治療と経過観察六ヶ月で実質 七ヶ月就業不能になる。 幸い永年、都歯団体の所得補償保険に加入しており、月額200万円(1,400万支払)と代診費用実額の支払が出来たので歯科衛生士や助手の給与やリース代の支払いに支障を来すことなく現役診療に復帰することが出来た。診療所待合室の大声、診療入口のいやがらせなどを繰り返す者に対し、警察が注意するも効果無く、弊社顧問弁護士に相談して、威力業務妨害として告訴する。
相手は診療所の接客不満が有ったらしいが、医師賠償保険は対応外にて、刑事事件として弁護士支援を受け解決する。弁護士が念書を執ったので、その後のトラブルはなかった。駅前で駐輪場を借りて病院まで自転車通勤していたⒶが高齢者に接触し、重症を追わせたが、個人の自転車保険が備く、被害者側が弁護士委任して来た。
病院から相談を受け、相手弁護士と協議した結果、都条例で病院責任を訴えて来る。当方は病院の監督の責任を認めて、医師賠償責任保険を適用した。 幸いに相手弁護士と保険会社の理解を得る事が出来て穏便に解決に導くことが出来た。リスク | 想定される事故・事例・トラブル等 | 対策案 |
---|---|---|
競争激化 | 近隣地域に診療科の重複する病院が開業したため、来院者が減少した | 事業戦略・経営計画の見直し、治療ニーズから予防ニーズへの柔軟な対応、在宅・訪問治療へのシフトなど |
医療制度改定 | 診療報酬改定や診断群分類包括評価(DPC)の見直し、情報公開の強化などの対応が必要になり、設備投資などの対応に追われた | 関連法令の情報収集、委託先・取引先との連携など |
診療報酬改定 | 診療報酬制度の引き下げ改定によって、診療報酬の収入が激減した | 接遇の向上、診療時の十分な説明などによる増患、経費削減など |
診療報酬の未回収 | 患者が支払わない医療費が回収できず増加している。回収業務のコストとストレス。取り立てのイメージ悪化。 | 業務プロセスの見直し・改善、外部専門家との提携など |
介護保険制度改定 | 介護報酬の切り下げや訪問看護の比重増加などの対応が必要になり、人員や資機材の手配などでコストが増加した | 関連法令の情報収集、委託先・取引先との連携など |
医薬品や医療器具の高騰 | 購入している医薬品や医療器具などの調達価格が高騰し経営を圧迫 | 調達先との交渉、調達先の分散化、入札制度の導入など |
不法投棄 | 医療廃棄物の処理を委託した業者の不法投棄が発覚し、診療所も廃棄物処理の責任を負わされた | 内部監査・点検、委託先・取引先に対する監査、医療廃棄物保険特約の検討など |
営業休止 | 診療所が火事により全焼。診療所復旧するまでに28日を要した | BCP策定、BCM実施、店舗休業保険の検討 |
リスク | 想定される事故・事例・トラブル等 | 対策案 |
---|---|---|
医師の死亡・長期休養 | 医師の離脱による経営の混乱、患者離れによる経営の悪化 | 後継者の育成、代診の先生の確保、事業承継対策、生命保険、所得補償保険、代診費用保険の検討など |
院長や医師の退職 | 院長や勤務医の高齢化による退職 | 人材育成・登用、退職金規定の策定と、具体的な退職金の準備など |
看護師や職員の退職 | 経営方針・診療方針に不満を持った看護師や職員の退職により、診療や経営に支障をきたした | 待遇・人事制度・採用制度の改善、職場環境・労働環境の整備、福利厚生制度の充実など |
事業の承継 | 「親族への承継・M&Aでの事業承継・他の医療法人との合併」の選択、相続人による遺産相続 | 外部専門家との連携、遺言状の作成、生命保険活用による評価の引き下げ、出資持分の移転など |
リスク | 想定される事故・事例・トラブル等 | 対策案 |
---|---|---|
自動車事故 | 往診で患者さんのご自宅に車で向かう途中、信号のない交差点で接触事故を起こし、医師・相手の双方が重傷。 | 安全運転講習会の実施、交通事故防止マニュアルの整備、自動車保険の検討 |
修理中等に借りた車での事故 | 車検と修理で整備工場に入庫し、その間に借りていた代車で接触事故を起こしてしまった | 自動車保険(所定の条件で自動付帯:臨時代替自動車特約)の検討 |
通勤途上の自動車事故 | マイカー通勤をしている勤務医が、通勤途上で自動車事故を起こしてしまった | マイカー通勤管理規定の策定と運用 |
リスク | 想定される事故・事例・トラブル等 | 対策案 |
---|---|---|
建物の火災や風水災 | ゲリラ豪雨により、排水が追い付かず都市型洪水が発生。道路が冠水し、診療所が床上浸水の被害に | 消火設備の維持管理、危険物・可燃物の管理、防災訓練の実施、火災保険の検討 |
地震による建物の損害 | 地震により診療所建物が倒壊してしまった | BCP策定、BCM実施、企業向け地震保険の検討 |
什器・備品の火災や盗難 | 診療所内にある現金が盗まれた | 消火設備の維持管理、危険物・可燃物の管理、防災訓練の実施、火災保険の検討 |
地震による什器・備品の損害 | 地震による火災で建物と什器・備品が焼失してしまった | BCP策定、BCM実施、企業向け地震保険の検討 |
医療機器の損傷 | 台車の衝突により心電計を破損させてしまった | 機械保険、動産総合保険等の検討 |
地震による医療機器の損害 | 地震による津波で診療所が被害に遭い、医療機器が流されてしまった | BCP策定、BCM実施、企業向け地震保険の検討 |
リスク | 想定される事故・事例・トラブル等 | 対策案 |
---|---|---|
労働災害(病気含) | 看護師が通勤途中で自転車同士の接触事故に遭い、左足関節脱臼骨折で後遺症が残ってしまった | 安全衛生管理体制の構築、職員教育の実施、業務災害総合保険等の検討 |
医師・看護師不足 | 超高齢化社会が進み、医師・看護師不足の深刻化によって採用が困難となり、業務に支障をきたす | 診療所のPR強化、職員満足度の向上、多様な働き方の推進、福利厚生制度の充実 |
不当解雇・セクハラ・パワハラ | 女性事務員が男性上司をセクハラで提訴。女性が事前に相談したが、具体的な対策をとらなかった医療法人も同時に提訴される | コンプライアンス教育や研修の実施、相談窓口の設置、雇用慣行賠償保険の検討 |
リスク | 想定される事故・事例・トラブル等 | 対策案 |
---|---|---|
施設等の管理不備 | 清掃時で水濡れしていた廊下にて来院した患者が足を滑らせて転倒しケガをした | 施設賠償責任保険、医師賠償責任保険、傷害見舞費用特約の検討 |
医療事故による訴訟 | 手術の際、患者の体内に縫合糸が残され腐敗を起こし感染症を発症。損害賠償請求を受ける | 日本医師会医師賠償責任保険、日医医賠責特約、医師賠償責任保険、勤務医師賠償責任保険、病院総合補償制度等の検討 |
安全配慮義務違反による訴訟 | 過労により死亡した研修医の遺族が、病院を相手取り、健康管理体制の不備を理由に提訴した | 安全衛生管理体制の構築、使用者賠償責任保険の検討 |
院内感染による損害賠償 | 院内でのインフルエンザ感染により、多数の患者が罹患し、一部で死亡者も発生 | 就業規則・院内規程・体制などの整備、BCPの策定、医師賠償責任保険、特定感染症補償等の検討 |
食中毒による損害賠償 | 提供した食事が原因でノロウイルスによる食中毒が発生し、多数の患者が症状を訴え出る | 調理施設・工程の見直し、衛生管理の徹底、医師賠償責任保険、生産物賠償責任保険等の検討 |
ハラスメント関連の訴訟 | 医師から看護師に対して、パワハラやセクハラが行われていたとして、医療法人が管理不行届きで訴えられた | コンプライアンス教育や研修の実施、相談窓口の設置、雇用慣行賠償保険の検討 |
情報漏洩・データ流出 | パソコンを紛失し、患者の電子カルテなど個人情報が漏えいしたため、患者からの信用を失い謝罪や賠償などの対応に追われた | 機密保持契約の義務化、情報漏えい対応基準の整備、社内調査・内部監査、個人情報漏洩保険、サイバー保険等の検討 |