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人身事故をドラレコ画像でご報告。個人も法人もドライブレコーダーは必須の時代に!

2024.07.29 最終更新日:2024.07.29 保険情報

弊社は葛飾区亀有に本社を構える保険代理店です。日々お客様から自動車事故の報告や相談が来ます。

そんな中、弊社の社員が人身事故を起こしてしましました。

幸いにも事故のお相手(被害者)が軽症だった事もあり、大事には至りませんでした。被害にあわれましたお相手や、ご家族様に心より深くお詫び申し上げます

※事故の経緯や顛末については後述させて頂きますが、お相手(被害者)の方が軽症だった事もあり、本件事故について円満解決に向かっております。

今回のブログでは、自戒とお客様への注意喚起も踏まえて発生した事故について、実際のドラレコ画像と共にご報告させて頂きます。

  

実際に発生した人身事故の状況について【社員Aからのご報告】

ここからは実際に事故を起こした社員Aから聞き取った内容を記述させて頂きます。

事故発生

2024年5月XX日。毎日の車通勤。いつもと同じ道を通って会社に向かっていました。

いつもと違っていたのは、仕事や育児員よる疲れ具合と考えごとをしながら運転していた事です。

幹線道路から左折して細い路地に入る際に『ガシャーーン』と言う衝撃と音が鳴り響き、一瞬何が起こったか理解が出来ませんでした。

バックミラーで確認したところ、被害者と自転車が倒れていました。その状況を見て自分が巻き込み事故を起こした事を把握しました。

すぐに車を止めて駆け寄りましたが被害者は額、腕から血を流しており洋服も破れてしまっていました。

幸いにも被害者はヘルメットを装着していたので、頭部に大きなケガに心配がないとも思いましたが、もしヘルメットをしていなかったら・・・と今考えると恐ろしい限りです。

 

事故対応

事故対応については弊社がお客様にお渡ししている『安心カード』の手順に則り以下のとおり対応しました。

まずは被害者の救護が最優先のため、倒れている被害者に声を掛けて意識があるか確認し、ケガの状態を確認させて頂きました。

その後、2次災害が起きない様に被害者を安全な場所へ誘導し、救急車と警察に連絡を行いました。

事故状況の証拠保全と会社へ事故が発生した事を連絡していると、約5分ぐらいで救急車到着。その後すぐに警察も到着。

被害者が救急車に運ばれ治療や搬送先を探している間、私は実況見分を受けていました。細かく速度や挙動を聞かれるもほとんど覚えていないのが正直なところでした。

ほぼ毎日のように仕事で事故対応をしていますが、いざ自分が対人事故を起こしたら頭が真っ白になり足も震えながら事故対応をしておりました。

 

事故後の対応について

被害者は未成年だったため、警察から被害者の連絡先や搬送先の病院について教えてもらう事ができませんでした。

その代わりに、親御様の連絡先のみ教えていただく事が出来たので、実況見分が終わり次第すぐに親御様にご連絡して謝罪と、被害者の搬送先病院も教えていただきました。

私はすぐに病院へ駆けつけました。到着すると親御様と検査が終わった被害者とお会いする事ができました。

丁重に謝罪させてて頂いた後に、ケガの状況を確認したところ、骨も折れいない、入院もすることないとお聞きする事ができてホッとしました。

その日は取り急ぎ顔を合わせてお詫びするのみとなってしまったので、後日菓子折りを持って改めて謝罪に伺いました。

 

警察への対応

事故直後に警察から実況見分を受けたのですが、自分が何キロで走っていたのか?どの位置から左折したのか?目視したのか?相手は車道を走っていたのか、歩道を走っていたのか?色々聞かれましたが正直全く覚えていない(というよりは分からない)かったです。

当時は曖昧な答えをしてしまったと思います。

今回は人身事故となるため、後日警察に呼び出されて取り調べと調書作成がありました。その際に警察官と一緒に私が持参したドライブレコーダーを一緒に確認したところ、事故映像がしっかりと残っていました。

ドライブレコーダーには映像とともに『時速』『日時(年、月、日、時、分、秒)』『経度、緯度(場所)』が残っています。

これにより、実況見分で明確に答えられなかった部分については解決しました。

次に映像を見ながら事故が発生した経緯や状況を確認しましたが、なんと正面カメラの映像では事故状況が全く分かりませんでした。

今回の事故は左折時に転車を巻き込んでしまった事故だったので、正面カメラではとらえる事が出来ていなかったのです。

しかし、弊社社有車のドライブレコーダーは正面とインカメラ(運転席カメラ)一体型のドライブレコーダーだったのでインカメラを確認しました。

すると、左折時に巻き込み確認を行っているが死角になっており見えない位置に被害者がいたこと。そして事故の瞬間の映像も残っていました。

一般的に普及しているドライブレコーダーは正面のみを撮影しているかと思いますが、今回の事故を受けてインカメラの大切さに気が付きました。

 

実際の事故を経験して

今回の人身事故を通じて、私から皆様にお伝えしたいことは以下の通りです。

1. 常に安全運転を心掛けることの重要性

仕事で日常的に運転をしておりますが、たった一瞬の不注意が大きな事故を引き起こすことを実感しました。考え事をしながら等の漫然運転は非常に危険です。当たり前のことですが運転中は運転に集中することが大切な事に気付かされました。

2. 事故発生時の冷静な対応

普段からお客様からの事故報告を受けてアドバイスやサポートをしていて、事故の知識もある私でも事故を起こした直後は、動揺してしまいました。事故発生時は冷静な対応が求められますので、事故後の流れを纏めた資料などを車のダッシュボードなどに入れておく事をオススメします。

弊社のお客様であれば契約時にお渡ししている「安心カード」をダッシュボードに入れてください。

3. 保険の重要性と見直しの必要性

事故を経験して改めて保険の重要性を再認識しました。今回の事故についても全て保険でカバーする事が出来ました。保険は万が一の時に非常に大きな支えとなりますが、適切な補償内容であるかどうか、定期的に見直すことも重要です。万が一が起きる前に補償内容についてご確認してみてください。

4. ドライブレコーダーの重要性

ドライブレコーダーのおかげで事故時状況が明確になり、事故後の対応がスムーズに行う事が出来ました。また過失割合についても適切な割合となりました。ドライブレコーダーがなければ事故の状況を適切に説明する事も出来なかったと思うので、証拠保全はもちろんですが自分を守るためにもドライブレコーダーは本当に大切である事を身を以て知る事ができました。

 

今回の経験を通じて、私は再び「安全第一」という基本に立ち返ることができました。お客様におかれましても、日々の安全運転を心掛けていただき、万が一の際には私たち保険代理店にご相談いただければと思います。

引き続き、皆様の安心・安全なカーライフをサポートするために努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

そのドラレコは大丈夫?過去にあった失敗事例のご紹介

以上が弊社の社員から聞き取った事故の顛末です。なお、今回の事故は弊社の社有車にドライブレコーダーを搭載してから、初めて発生した人身事故でした。

そこで痛感したのはドライブレコーダーの重要性です。

映像や記録が残ることで事故後の様々な手続きをズムーズに進める事が出来たことはもちろん。証拠が明確にあるため、社員への事実関係などの確認がほぼ発生しませんでした。

また、今回のドライブレコーダーの事故映像を通じて社員の安全教育も行い、社員側もドライブレコーダーで正面も社内も撮影している事を再認識した事で、安全運転の意識が向上したと思います。

弊社では個人のお客様や法人のお客様に、ドライブレコーダーの搭載について強く推奨しておりますが、ここで改めてのお願いをさせて頂きます。

ドライブレコーダーには車に標準装備されているパターンや、後付でドライブレコーダーを購入して設置するパターンがあります。

しかし、弊社では以下の様な失敗事例から『保険会社が自動車保険に特約として付帯できるドライブレコーダー』を推奨させて頂いております。

 

【ドラレコ失敗事例①】猛暑でドラレコが壊れていた状態で事故が発生

ご自身でドラレコを購入して後付けをした弊社のお客様が、夏頃にドラレコが故障してしまい金銭的な事情から買い替えを控えていた際に事故が発生。ドラレコは故障していたので事故当時の映像などはもちろん残っていない状態で事故処理を進めることになってしまいました。

自動車保険のドライブレコーダーであれば故障した際も無料で交換が可能です。

最近は猛暑日も多くなり車内の気温も異常なほど上がります。もちろんドラレコも車内気温に耐えられるように設計はされていますが、それでも耐用年数はあるため急に故障することもあります。

ドラレコは故障することを前提にして、故障した場合すぐに交換が出来る様にしておくことが大切です。

 

【ドラレコ失敗事例②】ドラレコ設定にミスがあり映像が記録されていなかった

ドラレコを搭載している法人のお客様から『事故が発生したからドラレコ映像を確認してほしい』とSDカードを手渡されました。

内容を確認すると映像は確かに残っているのですが、数ヶ月前を最後にその後の映像が残っていませんでした。

調査をした結果、ドラレコの設定が『容量がいっぱいになった場合、古い映像を削除して新しい映像を残す』設定になっていないことが判明しました。

ドラレコの標準設定がそうなっていたのか?または自身で搭載する際に設定を誤ったのかは不明ですが、どちらにせよ事故時の映像は残っていませんでした。

自動車保険のドライブレコーダーであれば、事故が発生した際に直前の映像が自動的に保険会社に送信されます。(ただし一定以上の衝撃があった事故のみ。ほかの事故はボタンを1プッシュすれば保険会社と通信が可能)

また、設定もSDカードの容量を超えると一番古い録画映像から上書きされる仕様となっているため安心です。

 

【ドラレコ失敗事例③】安価なドラレコだったので不鮮明な映像になってしまった

最後にご紹介する失敗事例はドラレコを搭載し事故時の映像も残っていたが不鮮明な映像だったので正確な分析ができなかった事例です。

このお客様は安価なドラレコを搭載しておりましたが、低画質の映像で夜間だと何が映っているか殆ど確認が出来ない映像でした。

不運なことにそのお客様は夜間に事故を起こしてしまい、ドラレコ映像を見ても事故の詳細は把握出来ませんでした。

最近のドラレコはそこまで低画質のカメラはありませんが、一般的な目安としてフルHD200万画素で夜間モードを搭載しているドラレコを選ぶことをおすすめします。

ちなみに自動車保険のドライブレコーダーはフルHD200万画素で夜間モードが一般的です。

 

 

自動車保険のドライブレコーダーはサブスク型ドラレコ!!

この様に弊社でも様々な経験をした結果、お客様には自動車保険のドライブレコーダーを推奨しております。

『毎月お金が掛かるのがもったいない』というお客様もいらっしゃいます。しかし「ドライブレコーダーを購入する」のではなく「サブスク型ドラレコを契約する」と考えれば如何でしょうか?

例えば自動車保険のドライブレコーダーには以下のようなサービス(メリット)があります。

 

①事故などで一定の衝撃があった場合、自動で保険会社のオペレーターに繋がる
例えば…あなたが1人で田舎道を運転中、電柱に接触する事故を起こしてしまい、意識はあるけどハンドルに挟まれて体が動かせない…。そんな状態になってしまったらどうなると思いますか?

保険会社のドラレコの場合、一定の衝撃を感知すると保険会社のオペレーターと自動的に接続され通話ができます。

GPSにより場所も把握できますので、オペレーターがあなたの代わりに警察・消防・救急へ通報し、あなたの元へいち早く救急車が駆けつけます。

一分一秒を争う中で、命が助かる可能性が上がりますよね。これは市販のドラレコにはない大きなメリットです。

 

②居眠り運転やよそ見運転などを検知し、アラートが鳴り警告をしてくれる
居眠りやよそ見で事故を起こすと、スピードを落としたり、危険回避が出来ない状態なので、大惨事になる可能性が高いことは容易に想像できますよね?

事故は起こしたくて起こす人は誰もいませんし、加害者側も被害者側も共に不幸になります。

もし警告音で事故を未然に防ぐことが出来れば、大切な方の命、生活を守ることにも繋がります。

 

③運転診断をしてくれて、一定のスコアになると翌年度保険料が割引される
例えば自分の運転状況をスマホで確認して、安全運転をしたら保険料が割引になるゲームがあるとしたら面白いと思いませんか?

とある保険会社のドライブレコーダーには、運転特性などを分析して自身のスマホ(アプリ)でレポートが確認できます。また、安全運転を行い一定のスコアになると翌年度の保険料が割引されます!!

また、最近問題になっている高齢者の免許返納問題。これについても運転診断を行うことで、高齢になったご両親の運転状況を把握できます。

仮にスコアが悪い場合は、根拠を示したうえでスムーズな免許返納をご両親にお伝えする。そんな利用方法も可能です。

※②③については保険会社のドライブレコーダーによって機能自体が付いていない場合がありますのでご注意ください。

 

今回は弊社で発生した人身事故について共有させていただきました。事故はいつ発生するか誰にも分かりません。万が一に備えて今からドライブレコーダーを是非ご検討ください。

自動車保険のドライブレコーダーをご検討される方は、弊社までお気軽にご相談ください。

ドライブレコーダーは「自分自身」と「大切なヒト」を守る |葛飾区亀有の頼れる保険代理店の株式会社セフティー (safety-i.com)

 

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