2020年3月3日、セフティーは全国健康保険協会(協会けんぽ)を通じて「健康企業宣言」を行い、健康優良企業として「銀の認定証」を取得しました!
今回は、私たちが健康企業宣言に取り組んだ目的や、認定取得までの流れ、実際の取り組み内容についてご紹介します。
目次
健康企業宣言とは、企業が「健康優良企業」を目指して、従業員の健康づくりに全社で取り組むことを宣言する制度です。
一定の成果を上げた企業は「健康優良企業」として認定されます。セフティーは、加入している健康保険である協会けんぽ(全国健康保険協会)を通じてこの宣言を行いました。
※健康企業宣言は全国健康保険協会の登録商標です。
働きやすい職場環境を作ることは、従業員が持っている力を最大限に発揮できるようにするために非常に重要です。
セフティーでは、さまざまな試行錯誤を重ねてきましたが、最終的に到達した答えの一つは、「健康こそが、すべての土台である」ということです。
心も体も不健康であると、そこから派生してさまざまなリスクに繋がるのではないでしょうか?
例えば、ストレスや疲労が蓄積すると、仕事のパフォーマンスが低下し、ミスが増える可能性があります。また、長期的には病気やメンタルヘルスの問題に発展することもありえます。
そこで、従業員の心と体の健康を会社がサポートする事で、さらなる働きやすい職場環境を提供できれば、会社にとっても、従業員にとっても、お客さまにとっても、いい事尽くしになると思い「職場の健康づくり」に取り組む事としました。
まずはセフティー代表の西方が健康づくり担当者を任命し、総務部を中心とした推進体制を構築しました。
銀の認定(STEP1)では、健康経営を行うために職場の健康づくりに取組む環境を整えることを目指します。
必ず「健診を100%受診すること」を宣言するほか、下記6つのカテゴリーを継続的に6ヶ月以上取り組み、結果レポートを提出することが求められます。
協会けんぽ東京支部宛に健康企業宣言(STEP1)の応募用紙をFAXで提出します。
全国健康保険協会東京支部より宣言の証が交付されます。
・検診等
⇒目標の設定
⇒健康診断の100%受診
⇒健康診断の必要性の周知
・健診結果の活用
⇒受診勧奨と保健指導の実施
・健康づくりのための職場環境
⇒健康づくり担当者の任命
⇒計画の策定
⇒働きやすい職場環境推進会議の実施
⇒健康セルフチェックコーナーを設置(健康器具:血圧計、体重計、非接触体温計の設置)
・職場の「食」
⇒飲み物に含まれる糖分とカロリーの量ポスターを冷蔵庫の上部棚に掲示
⇒食事バランスガイドを休憩室に掲示
⇒適正飲酒のポスターを健康セルフチェックコーナーに掲示
・職場の「運動」
⇒協会けんぽ東京支部の健康エクササイズを毎朝朝礼で部位ごとに実施
⇒階段横に階段利用ポスターを掲示
⇒複合機の上部に0円ジムポスターを掲示
・職場の「禁煙」
⇒タバコの害ポスターを健康セルフチェックコーナーに掲示
⇒敷地内全面禁煙ポスターを社員用外入口に掲示
⇒お客さま用入口に禁煙マークを掲示
・職場の「心の健康」
⇒ストレスチェックの実施
⇒メンタルヘルス相談窓口(保険付帯サービス)の周知
※宣言をした年がコロナ禍だったこともあり、上記以外に新型コロナ感染症予防対策と2班交代制の在宅勤務体制などについても協議をして同時進行していました。
実績説明シートをもとに実施結果レポートと各取組項目毎の取組実績のわかる資料を添付して、協会けんぽ東京支部保健グループへ郵送で提出します。
80点以上で達成基準を満たしているとして銀の認定を受けられます。
セフティーは、これからも従業員の心と体の健康をサポートし、働きやすい職場環境を提供することに力を入れます。
その環境を整えることが、結果として全てのステークホルダーにとってプラスになると信じています。また、この健康経営の取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の「目標3:すべての人に健康と福祉を」と「目標8:働きがいも経済成長も」に深く関わっています。
健康経営とSDGsは「持続可能」という点で繋がっており、これらの取り組みが「持続可能な成長ができる企業」にも繋がっていると考えています。
さらに働きやすい職場環境を構築するために、健康経営優良法人認定制度を目指して、さらなるチャレンジを続けていきます!
私たちの健康づくりの歩みが、同じように「社員のために何かしたい」と考える企業の皆さまの参考になれば幸いです。
また、健康企業宣言を目指すにあたり弊社がお役立ちする事も可能です。ご質問やご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。